今日は色んな事があって書ききれないのだが、まずはMERCURYの話から。
何せ機械加工の見積もりを取るのは初めてなので今日の昼に知ったのだが、図面を渡す時にCADデータにすると加工屋さん側でのデータ入力が省力化出来るので、初期費用が抑えられるらしい。いくらか知らないが入力代が5000円だとするとかなり浮く計算になる。
うむ、これをやらない手はない。
自分は今回CADではなくIllustratorで図面を引いたのだが、これで作った図面をCADデータ(DXF形式)出力すると、縮尺のデータが全部消えてしまって寸法が全然分からなくなってしまったのだ。縮尺が入っていなければ下手をするとドラム缶みたいなバカでかい懐中電灯が送られてくる可能性がある。これは非常にマズイ。
ということでフリーのCADソフトをダウンロードしたが、今さらCADを習得している暇はないのでIllustrator上で全部寸法線を引いてからDXF出力することにした。
続いて、今日は訳あって日本橋に直行した。目的は電子パーツ屋である。
日本橋の電子パーツ屋と言えばニノミヤエレホビーか共立電子と、自分の中で相場が決まっていたのだが、今日うろついていたら新しいパーツ屋さんが出来ていたので思わず飛び込んでしまった。
うーむ、あるぞあるぞMODパーツが。
ネットで検索しまくっても取扱店が見つからなかったスイッチが置いてある。
薄型のオルタネイトといえばミヤマさん。目的はDS-665。
ところが事前にミヤマさんにに問い合わせをしてDS-665の動作タイミングが分かる図面を送ってもらった時に気付いたのだが、
消灯→押す→離す→ロック&点灯→押す→途中で消灯→離す→ロック解除&完全消灯
という風に、どこかで聞いたようなライトの間欠消灯になってしまうのだ。
これは痛恨の極みである。
ということでミヤマさんにはDS-665の間欠点灯式のモデルを是非ともラインナップしてくれるよう、また御社の益々の発展を願いつつ、薄型オルタネイトスイッチのシェア獲得のために貢献してくれるであろう事も、また地震・台風等の災害時にともなう懐中電灯の需要増加と市場が拡大しつつあること、そしてDS-665を使用することによって小型軽量化を狙え、さらに災害時の電池浪費を極力抑えるためには是非とも間欠点灯式が必要なのだという事を、さりげなく力説し、要望に代えさせて頂いた。(脚色有り)
さて、気分良くスイッチを買って帰る前にエレホビー店を覗いてみた。
エスカレーターを上がって5階。
電子パーツ屋なのにLEDライトが目白押しである。GENTOSのSFシリーズもほとんど揃っている。レンザーまで置いてある。しかもLuxeonまで。。。透明なフィルムに個別包装してあり、裏返せばbinコードが見える。
まあどうせロクなランクは置いてないだろうと高をくくっていたのだが、案の定、LuxIIIはSランク、1WはN・Pランクあたりがほとんどだった。1個だけQYAHなんて置いてあったりして思わず買いそうになったが、店員さんが近づいてきて
「明るいでしょう。これは350mAも電流が流れるんですよ。それでこっちは700mAですよ。」とおっしゃいまして、
「はあそうですか、これぁ眩しいですね、これはヒートシンクですか?」と自分が指さしたら「ああこれは値札のプレートです。熱を逃がすのにちょうど良いので使ってますがそんなに熱くないでしょう?」
「そういえばそうですね。最近のLEDは凄いんですね」と、相変わらずLEDを裏返してbinを確認しながら返答していた自分。結局ここではスイッチを買っただけで出てきた。
それから帰宅後、サンドイッチ屋さんからARコートレンズその他が到着していた。
ARコートレンズをさっそくARC4に入れてみた。以下、軽いインプレをば。
(デジカメの設定はどちらも同じ)
[純正レンズ:LEXAN]
[ARコートレンズ]
パッと見てほとんど違いはないのだが(笑)、これを画像ソフトに読み込んでヒストグラムを取ってみると、全体の輝度は
LEXAN :平均輝度12.53
ARコートレンズ :平均輝度12.58
という感じで、微妙に全体的に光量が上昇しているのが分かった。ちなみに輝度0が真っ黒、輝度255で真っ白となる。画像は大部分が真っ黒なので、平均値は当然低い。
さらに上記の画像の中心付近のRGB値を見てみると、
LEXAN :R:210 G:227 B:205
ARコートレンズ :R:219 G:235 B:214
という風に、中心の輝度も明らかに上昇している。
ARコートレンズは斜めから見ると緑色っぽく見えるが、ARC4を正面から見るとそこには本当に何もない、まるでリフレクターむき出しのように見えた。
うーん。600円足らずでこんな良い買い物が出来たので気分も上々。
ああ、結局書ききってしまった。
今日は日記で完全燃焼だ。